背骨の動きを考えるときに、それぞれの関節構造を理解しておくことは重要です。
今回は、胸椎と腰椎の関節の形に注目して、効率よくそれぞれ動かすために知っておきたいことをお伝えします!
胸椎と腰椎の椎間関節はそれぞれ、
胸椎は前額面と平行
腰椎は矢状面と平行
となっています。
そのため、胸椎では側屈や回旋が得意で屈曲伸展が苦手、腰椎では屈曲伸展が得意で回旋は苦手です。
特に胸椎の屈曲伸展が苦手な結果、胸椎が固く動きにくい方が多い印象です。
そこで胸椎を動かすためにはまずは回旋や側屈などの得意な動きを行い、椎間関節を刺激してから屈伸方向の動きを行うと動かしやすくなることが多いです!
背骨の関節の形状を正しく理解し、効率よく背骨を動かせるようになりましょう!