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背骨の運動について

脊柱が行う運動としては、屈曲・伸展・側屈・回旋とありますが、これらの動きを作っているのは椎間関節という部位になります。

今回はこの動きを作っている椎間関節の構造について見ていきましょう。

脊柱には関節構造が3つあります。
1つは椎体の前面で椎間板を挟んでいる椎体間関節です。
残りが椎間関節で背骨の後方で左右対になって存在している平面関節になります。

平面関節である椎間関節は、他の関節とは異なり、その関節単独で屈曲や伸展などの動きは出せません。

実際の動きは左右椎間関節の圧縮と離開の動きの組み合せで関節運動が起こります。


この組み合わせて起きた椎間関節の動きが理解できるとどの動きのときに意識すべき箇所がどこで、呼吸の入り方もどう意識すればいいかといった身体感覚にも繋がっていきます!