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側弯症と装具(ゲンシンゲン装具の紹介)

側弯症の治療はその角度に応じて選択されます。
20度未満…経過観察
20〜45度…装具療法
それ以上…手術療法

今回は装具についての情報をお伝えしたいと思います。



装具療法は装具の使用により、側弯の進行を予防することを目的にします。

25度以上の角度に加え、弯曲が進行性で成長期である場合が対象です。

成長期が終了するまでの装具の継続的な使用で側弯の進行が防げた報告はいくつも見られています。

 


一方で一般的な側弯症用の装具では、装着した際の苦しさや、つけ外しの難しさなどで継続した使用が難しくなってしまうケースも多いです。

不良姿勢が続かないように装具で修正しておきたいのですが、せっかく作ったのに使い切れない問題を聞くことが多いです。

そこで当スタジオでは装具適応の方に、ゲンシンゲン装具を紹介させて頂いています。

ドイツのゲンシンゲン装具は3万5000人の側弯症のデータを集めてパターン分類し、側弯症の矯正に特化した装具です。
従来の進行を抑制する目的ではなく、矯正を目的とした装具になります。

参考までに動画での装具の紹介もあります。

 

装具の作成を希望される方は、麹町白石接骨院(シュロスベストプラクティスジャパン)へお繋ぎさせて頂きます。

https://schroth-japan.com/