ヒトの脊柱には生理的弯曲といわれるS字カーブがあります。
頸椎で前弯、胸椎で後弯、腰椎で前弯の形になっています。
生まれたばかりの頃は背骨全体が丸いですが、首がすわる頃には頸部の前弯が、
立って歩く頃には腰部の前弯が作られます。
また胸椎の後弯はハイハイをする中で体幹をしっかりと重力に逆らって支えるためにも大切と考えられます。
このように背骨の生理的弯曲は重力に適応しています。
それにより、背骨の重力からかかるストレスを軽減させることもできるようになり、
まっすぐな背骨に比べて生理的弯曲があることで10倍もの負荷に耐えられるとされています。
身体を効率よく使うためにも生理的弯曲をしっかりとキープして体幹を安定させながら、
手足を自由自在に動かせるようにトレーニングをしていくことが大切です!
そこでオススメなのが、ピラティスというボディーワークになるのですが、ピラティスについてはまたの機会にお伝えします!