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背骨を使って理想的な歩きを手に入れよう

普段、私たちが歩くときにはどこを意識していますでしょうか?

 

多くの方は歩幅や足の使い方やつま先の向きなど足を中心に考えているのではないかと思います。

 

今回はそんなヒトの歩きについてお伝えしていきます!

 

 

ヒトの動きを考えるときには他の動物と比較することで、ヒト独自の特徴がより明確になります。

 

脊椎動物の移動は手足よりも背骨の動きを起点としていることが特徴として挙げられます。

 

具体的には、魚類・両生類・爬虫類は背骨を左右に曲げるような側屈運動で、

哺乳類は背骨の曲げ伸ばしである屈伸運動で作ったエネルギーを手足に伝達させています。

 

それにより、より効率よく移動することができています。

 

ヒトについても例外ではなく、実は背骨の動きをエネルギー源として、末梢へと伝えています。 

 

このときの背骨の動きで重要なのは、背骨の回旋となります。

二足直立歩行を選んだヒトにとって、背骨を側屈させたり屈伸させたりすることは、頭の位置を下げてしまう動きになってしまいます。

頭がぶれてしまうことで、身体の至るところにストレスがかかり、結果として痛みなどに繋がることもあります。

回旋であれば、背骨が動いても頭の位置が変わることがありません。

常に身体を重力に負けないように伸ばし続けられますので、身体へのストレスも最小限にすることができます。

 

しかし、街中を歩いている人を見ていると、この背骨の回旋がうまくできていないため、身体を前後に倒したり(結果として、猫背のような姿勢)、左右に身体を揺らすことで代償して歩いている方も多いです。

その結果、背骨はもちろん、その他の関節への負担も増えてしまうことが多く、将来的な変形などに繋がってしまう場合もあります。

 

自然に脊柱を動かしながら歩くためには、まずは身体を重力に負けないように伸ばし、背骨の柔軟性を高めていくことが非常に大切です。

 

Spine Conditioning Centerでは、身体を伸ばし、背骨を柔らかく自由に動かすためのピラティスの機器を使ったトレーニングを一人一人の身体の個性に合わせて提供します。

また、歩き方もしっかりとチェックをし、身体にストレスのかからない自然な歩き方を身につけられるよう指導をいたします。

 

自身の歩き方や姿勢が気になる方もぜひご相談ください!